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オバマ上院議員 大統領選に向けての一歩

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先週末(12月10日)、バラク・オバマ上院議員がニューハンプシャーで講演し、自書“The Audacity for Hope”へのサイン会を開催したことが、アメリカで大きな話題になっている。ニューハンプシャーは、党の大統領候補を決める予備選が行われる最初の州であり、彼がこの地に降り立って1500人以上の市民と100人以上の報道関係者を集めたということが、彼が大統領立候補に向けて動き出したと注目を集めているのである。実際に予備選が行われるのはまだ1年以上も先なのだが。大統領出馬については、明言していず、近いうちに決めるとコメントしているらしい。

彼の支持者は、彼のカリスマ性、夢を語るところ、新奇性などに惹かれているらしい。特に“新しさ”は、両刃の剣で、しがらみもなく、これまでの投票行動や活動を批判・中傷されにくい一方、未経験にも繋がる。彼自身は、未経験についてのCNNのインタビューに「経験自体が重要なものだとは思わない。ワシントンではラムズフェルドやチェイニーが最高の経歴をもっていたがイラクで大失敗を演じた」ときっぱり。

ヒラリー・クリントンとバラク・オバマ以外にも数名が既に大統領選に名乗りをあげているが、目下のところ、この両者に注目が集中。オバマがどれだけアンチヒラリー層を取り込めるか、そして1年以上もの長い戦いの中で中傷等もでてくるだろうが、彼の「新しさ」が色あせずに人々を惹きつけられ続けるか。

ところで、安倍首相のこだわりは「美しい国」だが、オバマ議員の場合は、これが”Hope”なのかな。やっぱり、Hopeを語るリーダーについていきたいって気がするなぁ。

by yokopw | 2006-12-12 23:44 | leadership  

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