新人社員とのコミュニケーション

ECナビでは、新入社員に「スタッフラリー」が特徴が書かれた紙を手がかりに5人の先輩社員を捜し出すというミッションを与えているという(4/6日経夕刊)。「酒好き棟梁」は誰ですか~と聞き歩くのが初仕事のようだ。「ネットビジネスでも重要なのは人とのリアルなコミュニケーション」(楽天、教育研究室)とのこと。

ふと、Scavenger Huntというゲームをアメリカの大学院入学のオリエンテーションの際にやったのを思い出した。scavenger huntはそもそもごみ集めという意味。
新入生をグループにわけ、各グループはミッションが書かれた紙とインスタントカメラを一つずつ渡され、街にくりだす。時間は2時間。

紙には「みんながなでて光っているもの」「街で最も古い建物」などの不思議な指示が書かれており、街をぐるぐる回りながら回答を探し、回答の写真を撮る。
独創的な写真ほど高得点がとれる。回答を求めて夢中になりながら初めての街を探検しているうちに、グループの人のいろいろな側面も発見していた(地図に強い、とか、発想がすごい豊かとか、几帳面とか、)。

新天地では、大勢の名前をいっぺんに覚えなくちゃいけないし、自分の自己紹介も考えないといけないし、これってすごいパワーがいる。
自分も新人社員のときって、みょーに疲れたのを覚えている。
話を聞く → 自己紹介 → 話を聞く → 自己紹介 → 飲み → 自己紹介
っていうスケジュールで大したことはしていないのに、研修期間中家に着くとぐったりだった。

ネットビジネスですら、工夫して取り入れているリアルなコミュニケーション体験。ヒエラルキーがはっきりしている大組織はなおさら、ニーズがある気がする。
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# by yokopw | 2006-04-06 21:54 | communication  

ヒトラー「最後の12日間」/ The Downfall

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ヒトラーの私設秘書Traudl Junge(当時22歳)の視点から、ヒトラーが追い詰められ自殺するまでの12日間が描かれているこの映画は、彼女自身のインタビューで締めくくられる。

"I realized that she (Sophie Scholl)
was the same age as me,
and I realize that she was executed
the same year I started
working for Hitler. At that moment,
I really sensed it was no
excuse to be young and that
it might have been possible to find out what was going on." --

ゾフィ(ミュンヘン大学の学生で反ナチのビラを学内にまき逮捕・処刑)と私は同じ年齢で、私がヒトラーの秘書を始めた年(1943)に彼女は処刑された。若かったというのは全然言い訳にならない。何が起きているのか、知る方法はあったであろうに… Traudl Junge:Hitler's Secretary

ヒトラーを一人の人間として描く時期にきているのかどうか、ドイツ国内でも非常に議論をよんだ作品である。
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なんといってもヒトラー役のBruno Ganzの演技がすごい。ちょっと猫背気味、パーキンソン病からくる指の震え、急に怒鳴り散らす荒い気性。ベルリン市内に迫るソ連軍を前に打つ手を失い、現実と妄想とが入り交じって滅茶苦茶な指示をする様は、常軌を逸した冷酷な独裁者というより、追い詰められた一人の人間の行動として、ある意味、違和感なく受け入れられる。
Ganzは「自分で役に共感をもてず、さらに、人々にヒトラーという人物像に共感をもたせることができなければ、役者として自分は失敗したということだ」とコメントしている。

一方、違和感ありまくりなのが宣伝大臣ゲッペルスとその家族の存在である。ヒトラーを信奉し、ヒトラーが指揮不能に陥っているのが分かっていても、なお、狂信的に従い続ける。何かにとりつかれているような、そんな怖さを感じるとともに、彼に対する興味がわく。
ゲッペルスは、ヒトラーとエヴァ・ブラウン(自殺直前に結婚してヒトラー夫人となる)の自殺を見届け、6人の子供に青酸カリを与えて殺した後、夫人とともに自殺する。

ゲッペルスについては、“The Goebbels Experiment”という映画が昨年、ドイツで製作されている。1924年から1945年までの彼の日記をもとに、自分に語りかけるような構成になっているようだ。

ドイツでは、ここ数年、次々と第二次世界大戦でのタブーに挑戦する映画が製作されている。いちいち賛否両論起きているようだが、タブーに向き合い、議論をし続けることがいかに大変かは、日本人だからこそわかるし、また、日本との差を感じずにはいられない。
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# by yokopw | 2006-04-05 21:02 | 映画  

Google、検索結果の順位を下げたと訴えられる

3/18のニュースだが、子供に関するあらゆる情報を集めているサイト、KinderStartが、Googleに対し、理由も警告もなく検索結果のランキングを下げたことにより不当に顧客を奪ったと、米カリフォルニア地裁に提訴。損害賠償とGoogleがどうやってサイトのランクをつけているかという情報提供を請求。

Googleは特許を取得している検索ランキングシステムは営業秘密であると徹底的に防衛する構えで、また、検索結果の提示に仕方はGoogleが決める権利があると主張。

一方、KnderStartは2005年3月にGoogleが前触れもなく同社の検索ランキングを変更したことにより、70%の顧客(サイトへのアクセス者)を失い、結果、80%の利益減となったと主張。KnderStartと入力すると、YahooやMSNなど他の検索エンジンではトップにくるとのこと。また、ウェブ検索の独占的地位を占める企業として、GoogleはKinderStartのサイトの内容を表示する検索結果をださないことにより、憲法で保障されている表現の自由を奪っているとも。

Googleでの検索結果が上位にくるよう手助けするビジネスは既に存在しているが、検索結果が上位にくるように小細工をしているサイトに対しては、Googleは不利益な取扱いをしているらしい。

表現の自由とは大げさな・・・とも思ったが、世界中のサイトの検索という市場をこれだけ独占してくると、「公器」としての役割が期待されてくるのは当然。検索結果のランキングがいかに公平になされているかっていう説明責任を求められてくることになるのであろう。公平性が疑われれば、最終的にはGoogleの信頼が失墜することになるわけだが、例えば、ある検索単語で結果がヒットしないと、不当な取扱いを受けているとして損害賠償請求を受けるとか、あるいは、独占禁止法の適用なんてこともあり得るのかなあ。
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# by yokopw | 2006-04-04 19:44 | PR  

Train Man / Densha Otoko

Finally watched a movie “Train Man,” adapted from the best selling
book and became a huge hit in 2004-5 in Japan.

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This is the true life story of a geeky young man who
happens to meet a girl on the train and post
messages on a huge internet discussion board for
some help. A million internet users follows the
Train Man's romance, giving him advices on how to
impress the girl and take her out on dates, which leads to a happy end.

Train Man belongs in the so-called "Akiba-kei" category: a term that
describes nerdy looking men who hang out at Akihabara (the famous
electronics area in Tokyo) all day, obsessed with video games and
computers.

He happened to be on his way home when he saw a girl harassed
by a drunken passenger. Though far from a “hero” type,
he stood up to protect her. She thanked him and asked
his address “to return a favor”.
A few days later, Train Man receives a “Hermes tea cup”.
Now he turns to the internet forum, using the alias
Train Man for advice on how he should contact with
Hermes and the romance between Train Man and
Hermes is moving ahead on the internet
as well as in the real life.

What I found interesting in this story is the combination
between the real life and the virtual community.
Though Train Man may not be able to change himself and
grab a chance without virtual community’s push and support,
the basic storyline is amazingly very classic;
defending a girl and falling in love.
He starts from memorizing and drilling the lines in dating
like learning convresation in other languages.
Indeed, he is stepping out of the e-communicty where he finds it
easier and more comfortable to communicate
by getting advice from this community
and learning skills and manners how to talk with a girl,
how to understand her and how to believe himself.

We are getting broader range of channels and tools to contact
others, but the basic elements how to communicate others
may not be changed; having interests in others, trying to
understand others and building up self-confidence.

Or like the world of tomorrow illustrated in “Demolition man”
(where people make love through virtual device, since touching
others is “nasty”) the way how people love would be changed
fundamentally??
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# by yokopw | 2006-04-02 23:08 | in English  

ネットワーキングはアメリカ人の特質??

今日、梅田望夫さんの「ウェブ進化論」をたまたま書店で発見。興奮して即購入。Googleっ
てみたところ、梅田さんのブログにたどり着き、まず、アメリカの大学生のネットワーキングについて記述が目に留まった。
 
僕がなぜ「アメリカの大学生のネットワーキングの凄さ」を取り上げたかというと、 これはアメリカという国の成り立ちとも密接に関係するが、次のような前提があるからだ。
・アメリカは徹底的なエリート社会、競争社会(二極化、格差社会は当然の前提)で、高校生くらいから「エリート」は自覚を持って、きわめて戦略的に生きる。好き嫌いは別として。
・特に富裕層の子弟が小中高と受けている教育は、はたで見ていてもやっぱり凄いなぁと思うことがよくある。「考える」ことと「表現する」ことを徹底的に仕込んでいるような気がする(アメリカ全般で言っても、上位の学校はだいたいそうらしいけれど)。また彼ら彼女らが進むトップクラスの大学の教育レベルも世界的にみて高い。しかも大学間で競争がある。
・日本に比べてアメリカは、大学を出て十年から十五年で、若いエリートたちが社会の中枢(大組織内)でかなりきちんと大きな仕事をし始める。だからエリート大学生の間で、もし新しいワーキングスタイルや考え方が広く定着するのならば、変化を好まないことでは洋の東西を問わない大組織も、米国では案外早く変化するしれない。

なるほど。アメリカの大学生のネットワーキングが凄いのは確か。でも、これってアメリカという国の成り立ちとか、アメリカ人としての特質といったような根本的なものというより、キャリア制度とかもっと表層的な社会制度の問題なものなのではないかと。っていうのも、アメリカ人って、人間関係はかなりドライ。何人かのアメリカ人とハウスシェアをしたこともあるが、結構その場限り。職場でも帰りに何となく一杯、、なんてことはない。高校卒業以降、大学、就職、転職、大学院、また転職、と広い国土を転々とするからかもしれない。彼氏・彼女といった"significant others"を常備することでバランスをとっているのかなあって思ったこともある。
一方で、“ネットワーキング”は一つのキャリアスキルと位置付けられていて、在学中も、"ネットワーキング”イベントがいろいろな開催されていたし、大学の同窓会組織などもしっかりしていて、卒業しても月に1回くらいメールやら手紙やら、寄附のお願いやらいろいろ届く。
これには合理的な理由があり、就職、あるいは、そのポストを維持するためには、ネットワークが有効だからである。

日本の学生も、大学名で就職し、終身雇用・年功序列で働いていた頃とはだいぶ変わり、今の大学生はもっと戦略的に将来のことを考えているし、そういう観点から人脈作りに対する意識も変わってきていると思う。社会人の中でも、流動性が高いIT業界などは、社長間のネットワーキングなども活発なようだ。今後、日本でもネットワーキングがスキルとして認識されてくるような気がする。

ということで、これから、読書開始!
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# by yokopw | 2006-04-01 12:24 | communication  

ラムズフェルドの情報戦略

ペンタゴンが秘密裏に作成した情報戦略計画“Information Operations Roadmap”が今年の1月、ジョージワシントン大学の情報公開請求により公開されていた。

2003年に作成され、ラムズフェルド長官がサインしているこのroadmapは、この新しいヴァーチャル戦争における米軍の情報戦略について、情報戦略を軍の重要な攻撃力の一つと位置づけ、74ページにわたって詳細に記載。例えば、PR担当官による報道各社へのプレスリリース、敵の思想や信念を操作するための心理作戦(psychological operations/ PSYOPと略されるらしい)部隊、敵のネットワークを破壊するコンピュータネットワーク攻撃専門官などについて、提言などが書かれている。

心理作戦について、イラク人などのアメリカ人以外を対象として展開しても、アメリカ国内のテレビやコンピュータでも視聴され、結果的に軍の心理作戦がアメリカ国民も対象となりえることを認めている点は、アメリカ国内でも反響を呼んでいる模様
なお、アメリカの法律では、政府がアメリカ国外の人々を対象とした心理作戦により、アメリカ国民を情報操作することは禁止しているようだ(Smith-Mundt Act of 1948/1972/1998)。

この文書、ところどころ黒塗りがしてある。コンピュータネットワーク攻撃等が不開示になっているらしい。それにしても、まだイラクでの情報戦略は展開中で、さらに国防省とPR会社との契約が問題となっているさなか、よく情報公開でこの文書が開示されてきたと感心。
開示された文書、ちゃんと読んでみたい。
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# by yokopw | 2006-03-28 23:53 | PR  

屋外イベントでのPR

3/27の日経ビジネスでは、CMを超える心を刺すマーケティングを特集。タイトルのとおり、企業はTVでのCMから、様々なPR手法の模索を始めているというもの。

その一例として、「ファイト!一発!!」のリポビタンDの屋外キャンペーンが取上げられている。大正製薬では、2年前まで約200億円の年間広告宣伝費のうち、テレビの占める割合は80-90%と、「メディアの露出はCM」中心だった。しかし、売り上げ低迷で、広告宣伝費も削られ、戦略転換。新宿駅前など主要都市で、6Mの巨大な壁を設置し、ウォールクライミングに挑戦してもらう、リポビタンDを配るなど、大々的な屋外広告を展開したとのこと。イベントに参加してくれた人の名前やメールアドレスを登録してもらい、今後のマーケティングに活用。今後、CMは予算の75%に落とし、屋外イベントを拡充させていくという。

口コミ広告の手法を具体的に紹介している"Full Frontal PR"の中でも、メディア戦略の1つとして、屋外イベントの開催があげられている。Vespaというヨーロッパのダサいイメージのスクーター会社は、イメージを一新するため、カッコいいモデル達を雇い、スクーターに乗ってもらい、LAの中心の絵になる通りを走ってもらうというイベントを開催し、成功した話はかなり有名らしい。
本では、イベントの成功には、creativityもさることながら、locationも強調。みんなが行きたくなる場所を選ぶことが必要。さらにtiming。アメリカでは、主要紙の締め切りが水曜日なので、火曜日か金曜日に開催すべきなのだそうだ。
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# by yokopw | 2006-03-28 00:25 | PR  

ブッシュ大統領がブログを推奨?!

ブッシュ大統領が、ブログや口コミを活用してイラクについてのいいニュースを流すことができると発言。
 
米軍記者を夫にもつ女性が、イラクでは復興も進み、いいこともたくさん起きているのに、一般のテレビ局では、悪いニュースばかり報道している。人々がイラクでのいいニュースを知るにはどうしたらいいかという質問。

ブッシュ大統領は、この質問に対し、ここにいるカメラの前で発言するとか、発言の機会がある度に言い続けることで言葉が伝わっていく(word of mouth)ということに加え、様々な情報伝達手段により、人々が実際に情報を集める方法も変わってきており、ブログや、米軍を支持するインターネットのサイトにアクセスするなどにより、言葉が広がっていくと発言。

イラクにおけるPR戦略については、米軍が米PR会社(Lincoln社)を通じて、イラクの地元紙に米軍に都合のいい記事を掲載させていたことが昨年末露呈し、問題となっており、「民主主義の原則である報道の自由を脅かしている」と、米議会内でも調査が進められている。

3/22のNew York Timesでは、内部調査により、PR会社がイラクのニュース配信会社に好意的な記事を掲載するよう買収することは、国防省との契約には違反していず、国防省はこのような行動を規制するために新たなルール作りが必要か、判断に迫られていると報道。

問題となっているPR会社の行動は、例えば、米軍の情報作戦部隊が記事を執筆し、リンカーン会社職員がアラビア語に翻訳した上で、フリーの記者等を装い、イラクの新聞社に持ち込む、あるいは買収して米軍に有利なニュースを流したといったもの。

ブッシュ大統領が「ブログを使って、口コミで、イラクが復興しているという情報をどんどん流してくれ」というインパクトは何だろうか。

世論の支持なくして、戦争は遂行できない。よって、戦争遂行者、つまりブッシュ政権がいかに「世論」を操作していくか、PR戦略を練るのはある意味当然。それに対して、報道メディアは、様々な立場を取材し、政府の政策が正しいのか、検証する役割がある。リンカーン社について報道したのも、ロスアンゼルス・タイム紙だった。

一方で、リンカーン社による買収のように、メディアも利益追求を目指す会社組織であり、有形無形の圧力をあちらこちらから受けている。

ブログは簡単に自由に情報発信できるのが最大のメリットだが、無責任・根拠のない情報発信も簡単である。

ブログが既存のメディアにどう絡み、世論形成にどういった影響を与えていくのだろうか?
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# by yokopw | 2006-03-25 00:07 | communication  

WBC と イチロー

準決勝の韓国戦、決勝のキューバ戦は、普段野球をみない私でも1球1球にはらはらし、また、感動した。
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試合を通じて、特に関心をもったのがアメリカの審判とイチロー選手。
ここぞというチャンスで確実にヒットを打てるという安定感は、さすがとしか言いようがない。
が、その技術力に加えて、これまで、自分の道は自分で開くといったような孤高でクールなイメージを前面に出していたイチロー選手が、今回のWBSでは、「チーム一丸となって」と、日本チームを盛り上げて引っ張る言動が多かった。「3回同じ相手に負けることは許されない」といったのも、自分を鼓舞するというより、チームに対するメッセージに聞こえた。

実際に、韓国戦の時には、初回から積極的に塁にでて、盗塁を仕掛けて相手方にプレッシャーをかけ、チームにも意気込みを見せていた。

イチローは、何故、今回、これ程チームにこだわったか?
彼はアメリカでYoko Onoと並んで最も有名な日本人であり、メジャーリーガーとして様々な記録を打ち立てている。マリナーズでもなくてはならない存在。それでも、彼が中心となって、マリナーズをチームとして、盛り上げ、まとめ上げるとことの限界を感じているのではないか。
ベンチの中で落ち込んでいる選手にちょっと声をかける、冗談を言う、こういった些細なことをするのでも言語の壁や、価値観の違い等、結構難しいだろう。マリナーズの中で、一人着実に自分の記録はうちたてているものの、それがなかなかチームとしての「勝ち」に繋がってこない。一人の技術力だけではチームとして勝てない、そんなこれまでの限界を、今回の日本代表チームの中では乗り越えられたのではないか。

イチローは、「このチームで大リーグを戦いたい」ともコメントしていた。今回の試合を通じて、自分の居場所みたいなものを感じたのであろう。

ヤクルトの古田選手が記者のインタビューに「優勝したんですねえ~~。ちょっとうらやましい」と応えていた。本当に喜んでいる感が伝わる発言だった。
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# by yokopw | 2006-03-21 20:47 | leadership  

Magician is a great storyteller

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Went to a “magic bar” where you can have dinner
while watching simple magic
just in front of you and
found that a magician is
an accomplished story teller!!

He performed a basic magic with simple props such as
playing cards and coins. As you can imagine, he picks
a playing card I drew, takes out a card from a place
I didn’t expect and puts a coin in my pocket with nobody noticing.

Of course I stared at his hands to see through tricks,
ended up being taken in. And found that I was baffled by his talks
as well as his tricks!
He leads my focus to where he wants to have by his skillful talks.
Or takes my mind off by letting me shuffle the cards or
other interactive communication. He carefully checked
where we were watching.

This reminds me of a comment about the presentation skill
of standup comedians, saying “great standup comedians
are accomplished story tellers.”

Comedians stand up before an audience with nothing between
you and the crowds who expect you will make them laugh.
Magicians handle props with fast hands but you cannot be
surprised or enjoyed just by watching their hands. (Oh, some
magicians may do magic like a mime but I think they are telling
a story with non-verbal anyway)
The skill of his story telling makes his artful tricks work as a magic.
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# by yokopw | 2006-03-20 21:12 | in English  

e-mail? cell?? or fax???

The article “Why the Web is Hitting a Wall” describes about the stalling US
internet growth.

In Japan online takeup rates, such as tax declaration or
registration, remain very low, though the government spent
huge amount of money for making online available.
It shows people don’t necessarily take
online transaction more convenient than that through the previous channels.

Recently Japanese Fair Trade Commission introduced a leniency
program, giving 100% immunity to the first informant on the
anti-trust violation and 50% and 30% reduction to the second
and the third respectively. The amendment has come into effect
since Jan. 2006. How place in the order? To avoid a dead heat,
only one facsimile line is designated and order is placed based
on the reception time.

Almost one month have passed since I finally started up my blog
site but what I have learnt is that you need to spend considerable
time and energy to utilize it.
Like the co-existence of radio and TV, internet is just adding to our options, instead of replacing the previous channels.
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# by yokopw | 2006-03-20 06:06 | in English  

eメール? やっぱり電話 ?? それとも・・?

アメリカでインターネットの普及率が頭打ちになっているとの記事がBusiness Week (3/20/2006)で掲載
アメリカ世帯でのインターネット普及率は64%。接続料金は下がり、スピードはアップしているにもかかわらず、今年は1%程度、2009年までにも67%までしか上がらない見込み。
理由は必ずしも「世代」や「経済的に困難」というだけではないところが面白い。調査によるとインターネットに接続していない者のうち、24%は収入$50,000以上、39%は大卒か相当レベル、29%は44歳以下。
ちなみに、テレビの世帯普及率はほぼ100%、DVDが83%、携帯電話78%らしい。

ところで、情報化白書(2005)でインターネットユーザーの各国比較がされているが、それをみるとアメリカは1万人中5514人、日本は4827人、一番高いのが韓国の6097となっている。

日本でも税や登記申告などオンライン手続は整備しているものの、オンライン利用率は低迷中。要するにインターネットよりも人々が従来の方法にメリットを見出していること。

例えば、2006年1月より公正取引委員会が課徴金減免制度を導入。公正取引委員会の調査開始前に、公取委が独禁法違反の事実を特定できるような情報提供などを行えば、課徴金を減免する制度。立入検査前の1番目の申請者は全額免除。同様に2番目の申請者は50%、3番目の申請者は30%それぞれ減額、立入検査後の申請者も30%減額。で、順番が大切になるわけで、同着を防ぐため、ファックス番号を1つとして、受信の時間で順位が決まることとしている

重い腰を上げてブログを開設し1ヶ月ちょっと経つが、ブログ1つとっても、やはりそれなりの時間をつぎ込まないと使いこなせないと実感。
ラジオとテレビが共存しているように、インターネットが既存のメディアの全てに取って代わるということは無理であり、どう共存していくかということなのであろう。
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# by yokopw | 2006-03-17 04:25 | communication  

The Role of Moderator at Emergency Press Conference

Participated in a mock emergency press conference
organized by a PR firm.

Crisis scenario; Fire accident at an auto parts factory,
killing 2 employees, injuring dozens who are now in hospital.
Little damage to the neighbors.
Assuming 2 hours have past since the accident happened and
now the first emergency press conference is to be held.
The presenters are CEO, Director for Technology,
Factory Manager and PR Director who is going to be a moderator.

In making a deep bow with saying “we are sorry “in front of
the reporters under a rain of boos and catcalls like
“Murderer!!” and dizzy flashlights, you get nervous and
realize the difficulty to present yourself
even you know it is mock.

One of the things I learnt from this experience is
the importance of the role of a moderator.
You get all kinds of questions, some unexpected, some tricky,
some just whipping you up.
A skillful moderator can control traffic by saying
“let us answer for ○×Journal first”
while you are getting tons of tough questions
from overheated reporters.
Or he can dodge questions which you cannot answer right
away (such as accident record) by commenting
“we will prepare the materials ASAP”

The purpose of the emergency conference immediately
after the accident is to make an apology for letting the
fatal accident happen, fact situation, and further responses.

Since you are holding an interview with limited knowledge
toward the accident and the actions you are going to take,
you need to be careful to choose your words.
Especially CEO needs to show her sincerity rather than
her dodging skill with artful words.

Under such a situation, it is very helpful for presenters that a
moderator, rather in a neutral position under less pressure,
can handle questions properly.
In fact, I played a role of CEO, but thanks to the
excellent mediator, I was able to have time
to think toward questions, calm myself down and eventually
pull myself together.

Fortunately I haven’t made diredt use of this experience so far
but since then, I have come to pay more attention how
a moderator functions at press conferences or panel discussions,
especially with multi-speakers.
Unspectacular but key role a moderator has.
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# by yokopw | 2006-03-17 00:37 | in English  

緊急記者会見における進行役の役割

あるPRコンサルが主催するセミナーで緊急記者会見を模擬体験したことがある。
自動車の部品工場で火災事故、従業員2名が死亡、数名が重症で入院中。現時点では
近隣への被害はないと思われる。事故から2時間経って最初の会見に臨むという想
定。会見に臨むのは社長、技術部長、工場長で、広報担当が司会。私は社長役。

「人が死んでいるんだぞ!」と実際にヤジもドンドンとび、フラッシュもバシバシた
かれる中で「すいませんでした。」と記者の前で頭を下げてみると、模擬ですら緊急
記者会見の難しさを実感する。

f0064307_0435095.jpgその中で、学んだことの一つが、司会役の仕切りの重要さ。記者の質問には、想定外のもの、わざと感情をさかなでるもの、繰り返しのものなど、いろんなものが入っている。記者が興奮して次から次へと質問を浴びせてくるのに対して「まずは○×社さんからお願いします」というような交通整理。あるいは、過去の事故の実績などを聞かれて、応えに窮したとき、司会の方で、「調べて直ぐに資料をお渡しします」というようなコメント。

事故直後の会見の目的は、死者がでるような事故を起こしてしまったことへの謝罪、把握している事実関係、今後の対応である。
まだ事実関係や今後の対応なども決まっていないことが多い中での会見なので、応えられないことも多く、言葉はかなり慎重に選ばないといけない。社長は「流ちょうに・言葉巧みに」話すというより、謝意と誠意ある対応を伝えることが重要になる。
そういう意味で、比較的ニュートラルな立場である司会が、ある程度、質問を裁いてくれるというのは、質問の矢面に立ちプレッシャーをかけられている社長には大変ありがたいはず。
模擬体験の時に、非常に慣れた人が司会役に入ってくれたので、私達会見者の方は、質問に対して考える時間や冷静になる余裕もできた。

幸いにも実際にこの体験を直接活用する場に遭遇していないが、これ以降、パネルディスカッションをはじめ、一般的な会見、特に話してが数名になる場合などでの司会/moderatorの役割に目がいくようになった。地味だが流れを左右しうる重要な役割を担っている。
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# by yokopw | 2006-03-17 00:21 | communication  

取締役会議 進行のコツ

Guy Kawasakiが取締役会議の進行のコツを書いている
要約すると
⇒ 朝はじめるべし。8時それより早ければ早いほど効率的。
⇒ 簡単なアジェンダ(了承を得るだけのようなもの)から着手すべし。 
  これについては、重要な事項から初めて最後にまとめて簡単なものを
  やるということもありえる。いずれにせよ意識して順序を決めることが重要。
⇒ 最も強力な言葉は「目標を達成」、次に強力なのは「わからない」
  わからないと認めた事項については、次の会議までにフォローアップが必要。
⇒ CEOが会議の70%を取り仕切るべし。残り20%はCFO。
⇒ 会議の要点を絞ってプレゼンをする。つまり、
  ・ 好調なもの
  ・ 悪いもの
  ・ 取締役に何を期待するか
⇒ 取締役を驚かせない。悪いニュースは会議前に取締役の耳に入れておき、
  理想としては取締役が頭を冷やし、CEOは解決策を考えてから会議に望む
⇒ 取締役を出来る限り有効活用する方法を考える。

 基本的に、どの重要な会議には当てはまる内容である。
特に、悪いニュースについて、驚かせない!というのは重要。
びっくりして感情的になると何を言われるかわからない。
また、アジェンダの順序というのも、軽視しがちだが、
話の流れを左右することもある。もめるような案件がある場合は
それを最初に持ってくるのか最後に持ってくるか、
あるいは休憩前にするか等等によって、戦略も変わってくるだろう。

ただ一点。早朝会議は、低血圧の私には、効率のよさより起きるつらさの
方が勝っているような・・・・
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# by yokopw | 2006-03-15 00:23 | communication  

Memoirs of a Geisha

★★
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It may be good as long as
you see it as a love story of 50 years ago in some Asian country.
The scene is visually beautiful and Ziyi Zhang’s performance is excellent.


But that’s all. I mean, I didn’t feel any sympathy with the movie
though it might have tried to unveil some Japanese
traditional, clandestine society.
It was not impressive to me either.
Actually I had forgotten about it
till my friend told me that it was awesome. Was it??

A lot of critics point out the lack of authenticity
due to the heavy Chinese cast.
Maybe not unrelated. Their behavior or movement
in kimono is sometimes awkward;
their Japanese is not natural, the Ziyi Zhang’s outstanding
dance is rather Chinese….a pile of minor details.

The crucial flaw, however, would be that it fails to show
the difference between prostitutes and Geisha.
Geisha is not just beauty and dance performance;
it should be more deeply rooted in the “culture,”
which might be the reason that Geisha established
a certain status with some awe.

By the way, it won the Academy awards for costume
and art direction. Fair, I think.

⇒ Happened to hear the CNN's report on the current Geisha world.
According to it, an appointment with a single maiko,
apprentice geisha, can cost as much as $1000,
a bargain considering that it costs a tea-house roughtly
$500,000 to train, clothe and house a maiko.
WOW!!

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# by yokopw | 2006-03-13 21:11 | in English  

China's Media Control

中国では利用者1億人を超えたインターネット通信を統制するために
約8億ドルを投じ、2008年完成を目指してネットの検閲システム
(Golden Shield Project)を構築中らしい(3/12日経新聞)。
加えて、公安省では、5万人とも言われているネット警察を動員して
情報の遮断、反体制的言論の発信者を摘発しているらしい。

このGolden Shield Projectだが、何とも違和感が残るのは
GoogleやYahooといったアメリカ企業が協力しているということ。
これについては、アメリカでも賛否両論おきているらしい。

当然、表現の自由を標榜するアメリカの企業が言論を封じ込めるためのシステム
構築ビジネスを請け負っていいのかという一方、
検閲システムを構築したところで中国の変化はいずれにせよ止められないのだから
目くじらをたてなくてもいいのではないかという意見も。

確かに、政府は政府、企業は企業であり、
政府の政治的方針に私企業が縛られる必要はないと思う。
だが、民主主義国家の樹立を大義名分に国際法に違反してまで
アメリカはイラクに介入し、いまだに戦争状態を続けているのであり、
いくら私企業のビジネスとはいえ、アメリカを代表する大企業が
言論を抑圧する目的とわかっていてシステム構築ビジネスを
請け負うというのは、どうもすっきりしない。
中国という巨大マーケットの前には、表現の自由というアメリカが
最も重視する価値観すらも後退してしまうのだろうか。
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# by yokopw | 2006-03-13 00:29 | communication  

うちなー 2

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「世界一と世界初がここにある。」といわれると、興味がわく。
さらに、友達の口コミも加わると
一度は行かなければ行けない気になる。

ということで、美ら海(ちゅらうみ)水族館に行ってきた。
予想にたがわずよかった。

f0064307_091451.jpg

目玉はジンベイざめ

世界一!
⇒ 巨大アクリルパネル
 でっかい水槽ってこと (小学校のプールなみの側面でサメやエイが泳いでいるところをみれる)

世界初!
⇒ ジンベイザメの繁殖を目指して3匹泳いでいること
  ジンベイザメはそもそもでっかくて飼育が難しいのに3匹もいるってことが
  すごいらしい。しかも1匹は10年以上飼育されている大御所。
  確かに迫力満点だった
f0064307_0274015.jpg

さらに、えさをあげるところもみれた。
3匹がぶつかり合わないように10人の係員が一斉に細かく砕いた
えさを水槽の上からばら撒く
ジンベイザメはトロール漁法のように、
みずごとえさを飲み込んでしまう。

周辺にいる小魚は??!
当然飲み込まれるが、あとで吐き出されるらしい

いろいろなサメの歯にも実際に触われる。おそるおそるつんつん・・・包丁の先をさわるようなこわさ。

そういえば、みんなが水族館で携帯写真をパシャパシャさせながらみているっていうのも結構新鮮かも。(そういう私も何枚か・・・・)
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# by yokopw | 2006-03-11 00:40  

うちなー 1

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沖縄訪問。
本土と年間で最も気温差がある季節らしく、
すでに一部では冷房がきいていた。
うちなーは、方言での「おきなわ」の呼び方。
沖縄の方言では、「え」と「お」の母音がないと、中学の時の先生が言っていたのを
覚えている。え⇒い、お⇒う になるらしい(ちょっと音が違うらしい)
名護市は「なぐ」となったりするってことらしい。
が、待てよ。いらっしゃいは「めんそーれ」って言うらしいけど、
この法則に従えば、「みんすーり」になるはずでは???

南国の美しい島。しかし、那覇空港をおりて車に乗り街にでると、いやでも米軍基地の
存在を感じさせられる。
直行したのは、那覇新都心。ここは1987年5月に米軍より全面返還されたらしく
比較的新しいオフィスやショッピングモールなどが立ち並んでいた。
もともとは国際通りが中心的な繁華街だったが、いまやこちらの方に
シフトしてきているらしい。
まだ工事中のところも多くみられた。
基地の時にはそれ程感じなかったが、開放されてみると
予想以上に広かったという感想をきいた。
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パイナップルって、
木になるのかと思っていた・・・・
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# by yokopw | 2006-03-10 00:05  

Internet Word of Mouth in Faceless Society

The article of Washington Post on March, 3 describes
how companies are tracking buzz to get customer opinions
and feedback to their products.

On the other hand, the article of Nikkei on March 7 focues on
increasing anonymous attacks in cyberspace
under the title of faceless society.

For example, a senior official of Ministry of Economics,
Trade and Industry started her own blog site to explain
new consumer policy
but ended up shutting down 3 weeks later
by getting too many nasty comments in terms of
amending the regulation of used electrical appliance.
She said that once groundless comments were written on the web,
they were taken as "facts."

Another example shows that anonymous messages
even give rise to criminal cases.
A man had been slandered on the web
by anonymous messages more than a year.
The detractor, the police finally arrested, was his coworker
sitting next to him.

Indeed, the individual opinions blasted out in cyberspace are
becoming an increaslyingly powerful force.
But is it in good way or in bad way?
Does it depend on individual's moral sense?
The article of WP reports some companies develop software
to assess the opinions on the web.
But how can we tell which opinions we should pick?
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# by yokopw | 2006-03-09 23:21 | in English  

China's No1 Blogger

今日(3/7/2006)のHerald Tribune紙に
中国のblogが資本主義の道に足を踏み入れるか?という記事が掲載。

女優でシナリオライターとしても人気があるXu Jingleiが友人に進められて
昨年10月からSina.comでブログを開始。日々の生活や食事の写真、映画について等を
書きつづっているようだが、
すでにアクセス数が1100万件以上とか。
(探してみたけどすぐには分りませんでした (;_;)

何事も桁の違う中国だからなあ・・・・といっても
半年で1100万件って凄い数字。

当然、各会社から広告のオファーが殺到しているらしく
彼女はあまり邪魔にならない方法でならば
広告についてを載せてもいいが・・・と検討中とのこと。

中国のblogといえば、
政治的な意見の表明と検閲の関係ってどうなっているんだろう。

 ⇒ 同じ日の新聞に中国関連の記事発見。
   単にウェブサイトやemailで意見を掲載しただけで10年以下の刑期になるみたい
   さらにここ2年、取締りが厳しくなっているらしい
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# by yokopw | 2006-03-07 18:38 | PR  

ネーミング/ Naming

Intresting point of view. How about "Imminent threat of unimaginable
flooding"??

Seth Godinが地球温暖化が深刻に取上げられない理由として、
ネーミングが悪いと指摘

warmingやgreenhouseでは、暖かくなっていいのではないかとさえ感じると。
日本語は英語から訳しているのだから、やはり"温暖”といいイメージである。
さらに、“化"というくせものもくっついている。
“今”ではなく、“徐々に”なのである。

数文字で表すタイトルにでてくるネーミングは重要。
最近の例では、「三位一体改革」を連想する。
三位一体って??!

地方改革は補助金の削減、税源移譲、交付税見直しはいっぺんに進めなくっちゃ
いけないということを一言でいいたいと片山虎ノ助元総務大臣が命名したらしい。
もともとの意味は確か父・子・聖霊は一体であるっていったような意味だったと思うが
とにかく日本人にあまりなじみのないこの言葉でである。
が、地方改革で3つの○×△が・・・・と舌をかみそうなところを、4字で表現できる
メリットが功を奏してかーなり単語としては広まったんじゃないかと思う。

いずれにせよ、人々に真剣に危機感を煽る必要があるのであれば
温暖化って悪いんだっけ??という議論を沸き起こすような
ネーミングは変えるべきという視点はあたっているかも。
人類溺死の危機っていうのは大げさ? 
国土水没化の方がましかな?
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# by yokopw | 2006-03-03 21:07 | PR  

Bloggerの買収


どうも米PR世界ではビッグニュースのようだ
Edelman(世界最大のPR会社)がMicroPersuasionで有名な
広報分野でNo1のブロガーであるSteve Rubelを買収したようだ(正確にはEdelmanのSenior vice presidentとしてhuntingされたってこと)
目的は大会社におけるblog戦略の展開についてのコンサルをするということのようだ
Edelmanによると、まだ、大企業でblogを広報戦略として真剣に取り入れているのは
ごくごく一部とのことだが、
Blogのノウハウは既に立派なcareer skillとして確立しているわけだ。
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# by yokopw | 2006-03-02 20:28 | PR  

「白バラの祈り」

★★★★

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Sophie Scholl: The Final Days

1943年のナチス政権下、ミュンヘン大学で生物・哲学を専攻する学生Sophie Schollが、同大学医学部の学生であった兄Hansと一緒に学内で反政権を内容とするビラをまき、ゲシュタポに捕まり、取調・裁判・処刑されるまでの6日間に焦点をあてたドキュメンタリー映画。
「白バラ」と称する非暴力で反政権・戦争終結を主張する学生運動。

覚悟はしていたが、拷問など残虐なシーンはなく、淡々と比較的予想通り展開していく。なのに映画館から出たくなるような怖さがある。

忍耐強い取調官(Robert Mohr)は、徐々にSophieを追いつめていく。彼女の「ノンポリ・何もしていない」という主張は確かに徐々に崩れ、彼女がビラをまいたことを自白する。だが、一方で、「ナチスは間違っている。ドイツは戦争に負けている」という認めたくない事実を突きつけられ、根底のところで徐々に変えられているのはMohr調査官。彼は、反省をしているという調書に変えて彼女を助けてもいいとの提案もする。が、彼女は拒否する。なぜなら、自分は間違っていないから・・・・

彼女が特に政治に偏向していたというわけでもなく、ただ、おかしいと思った者をおかしいという勇気があったという「普通の大学生」として描かれているだけに、余計に自分を投射し、「私だったら・・・」という疑問を考えさせられる。

ベルリンの壁の崩壊により、ゲシュタポの取調記録等が公開されたことで、取調に焦点をあてて再度映画化されたらしい。(これをテーマにした映画としては“The White Rose”や“The Last Five Days”(どちらも1982)がドイツで製作されている)

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写真をみると、さらにリアルになる。
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# by yokopw | 2006-03-01 22:54 | 映画  

blog で言い訳?

今日発見したpresentationを中心とするブログの中で、
ライブのテレビトークについての記事があった。
PR専門家のTorie Clarkeという女性が、最近、情報操作の関係の本を出し
それについて、ざっくばらんなトーク番組に出演(笑っていいともみたいなもの)
が、本について、何もわからず、ひどいトークだったらしい。

クリックしてみた。彼女を見たのは初めて。話し方ははっきりしているけど嫌味もなく
好感が持てるが、トークの内容については、その本や彼女のバックグラウンド、
情報操作についての考え方など、確かに何も伝わってこなかった。

で、このブログが面白いのは、トークを見た後、彼は、
amazonの彼女の本のページをチェック。
実際、何人かはテレビでの彼女のトークについてreviewを書いていたらしい。
(これはamazonにより消されてしまうらしい)
さらに、ライブのテレビトークで失敗したことについて、
彼女が何か言い訳をしているのではないかと、彼女のブログをチェック。
残念ながらそのようなコメントはなかったようだが。

要するにだ。マスメディアを介しての言動・行動について、その人が実際にはどう
思っていたのか、その人がブログを開設していれば、後で見れるわけだ。
逆に言えば、その説明責任を期待されてしまうわけでもある。
みんながあれ??って思うことを説明していないと、
何で説明がないんだ??って反感を買ってしまうわけだ。
彼女のブログを覗いた人は
「今日ライブトークで失敗しちゃった。本当に言いたかったのは~」というのを期待
したのだろうし、媒体が介在せず、
自分の言葉で失敗を説明できるチャンスなんてかつてはなかった。
が、一方で、ライブのその場を過ぎれば終わるのでなく、
後々まで説明が期待されるようになるっていうのも、
これはこれで大変なことだよなあ。
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# by yokopw | 2006-02-23 00:14 | communication  

ブログは将来の主要メディア?

ブログの将来性については、アメリカでも議論が活発。
2006/2/17のFinancial Timesにblogの将来性に否定的な見解を説明するなが~い記事が掲載された。
とっても長いので面白かった部分を若干かいつまむと、
* アメリカで主流のメディアへの脅威といわれているからblogが注目されるが、そ
  うでなければ単なるインターネット上の退屈なお遊びのようなもの
* 市民記者が寄稿するblogニュースは、新聞で言うところの「読者の声」「意見」
  欄の寄せ集め、捜査・調査報道もなければ、戦地の従軍記者による記事もない
* 今成功しているbloggerは既存のメディアの力で既に有名になった人だから
* 確かにイランのように既存メディアを政府がコントロールしているような国にお
  いてはblogが情報革命の意味を持つかもしれない
* 2002年末には15,000blogだったのが2005年には毎分56のblogが開設。
  殆どのblogが訪問者を集めていない。トップは1日に100万人くらいの訪問があるが、
  10位で120,000くらい、100位で9700、1000位で600。
  一方、New York Timesのウェブには1週間で170万人の訪問者。
  また、1日1万人くらいの訪問者があって広告収入で月$1000-$2000くらい。

おまけ
* 62%のアメリカ人がblogは何かをよく分かっていない
* アイディア自体は1996年に“webring”として始まっていたが、
  サンフランシスコのPyra Labsが”blogger.com”において無料で
  一般の人がサイトをオープンできるサービスを開始して以降、急速に発展
* Los Angeles Timesは社説に読者の意見をオンラインで受け付けるようにした
  が、わいせつな画像が送られてきて中止
* ヨーロッパの新聞は従来、“議論”をすることを中心に発展しているが、
  アメリカの新聞はむしろ事実報道を中心として19世紀に発展

なお、この記事については、FT雑誌がblogを開設し、読者の意見を募っており、予想
に違わず、多くの反対意見が寄せられている。意見を巻き起こすため、わざと否定的
な見解を提起したのかも。
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# by yokopw | 2006-02-21 20:37 | PR  

イタリア人 vs 日本人 / 1人 vs 多数

日本・イタリアのカジュアルな交流会議の開催について、イタリアの方がやってきた。そもそもは、“交流会議をやりたい”と突然イタリア側が提案。これまで面識がなかったので第三者からのメールを介して、日時を設定して、こちらは当オフィスでお待ちしていた。

時間通り、ピンクのシャツに紫のネクタイ、ショーンコネリ風の男性がやってきた。しかも単身で! ちなみに、結構偉い人である。組織としてもかなりおっきいところの。さらに、今回の訪問の目的は、向こうが提案している「交流会議」についての事務的な打ち合わせであり、表敬訪問とかではない。

単身に加えて、なんと、手ぶら!!繰り返すが、このミーティングの目的は、イタリア側が提案している交流会議の事務的な打ち合わせ。こちらは、会議の段取り、スケジュール等等教えてもらうのを期待しているのである。

 名刺を交換し、着席。彼はまず、「学校みたいだねえ」と笑いながらコメント。長い簡易机がロの字に並べてある会議室だったのだが、イタリア側が一人、対面する形で日本人側がずらずらっと5-6人ならんでいた。 彼は説明を始めた。「イタリア側からはMr.○○が講演。彼はこの分野ではGod Fatherみたいなもので、~~God FatherといってもMafiaじゃなくってねえ」と冗談を交えながら。

 煙に巻かれたような日本側は、順次質問をするが、「まあ、初回だから」「目的は仲良くなることだから~」と分かったような分からないような回答を得て1時間後に会議は終了。

 彼はにこにこしながら、ミッション終了という笑みをうかべて帰っていった。後で分かったことだが、玄関まで送っていった日本側の女性に「今後、コンタクトを取りやすくするために」と携帯番号を聞き出していた。

なお、会議本番での数々のロジのトラブルについては、説明するまでもない。ただし、日本側にとってのトラブルであって、イタリア側にはちょっとしたhappeningといったところだろうか。

会議の際、日本側は関係部局が全員かき集められていたのだが、出席者が多いことによるデメリットが若干目に付いた。もちろん、メリットもある。まず関係部局から「聞いてないよ」発言を封じ込める意味は大きい。加えて、情報伝達についても内部での誤解は少ない。

ただ、役職を気にして、偉い人から発言をするのを待つ、あるいは、誰か他の人がしてくれるのではないかとキョロキョロしている間にタイミングを失うといったようなことから、相手と意見が分かれた点について、反論しきれなかったような場面もあった。

今回は大した内容の議論ではないが、重要な事項を決めるような時、出席者の顔ぶれを見てその場の雰囲気でそれぞれが自分の役割を判断して話す、あるいは話さないという日本のやり方はちょっとリスクが大きいのかもしれない。
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# by yokopw | 2006-02-20 20:36 | communication  

アメリカ政府のメディア予算

GAO(米会計検査院)は、商務省、国防省、国土安全保障省、内務省等7省庁の政府
機関におけるメディア契約状況(2003年10月~2005年3月までのPR,advertising
activities関係経費の集計)を公表

合計で343メディアと約16億ドル(ってことはざっと1800億円くらい?)らしい。う
ち約14億ドル(87%)が広告代理店、約2億ドル(12%)がPR会社との契約。
7省庁のなかは国防省が最多の支出で11億ドルの支出となっている。
内容は多岐にわたっていて、世論調査からキャンペーン関係、放送枠の購入もあれば
メディアトレーニングみたいのもある。
Leo Burnett, Campbell-Ewald, GSD&M, J. Walter Thompson, Frankel & Company,
and Ketchum.
どこまでをメディア契約として定義するかによっても変わってくるし7省庁だけなの
で、政府全体をつかんでいるとは言いがたいが、メディアに焦点をあてた調査をGAO
がだすというのは、それだけ行政府とメディアの関係を議会でも関心を払っていう証
拠でもあり面白い。

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# by yokopw | 2006-02-16 20:23 | PR  

Torino Conversations

コカコーラはオーストリア、カナダ、中国、ドイツ、イタリア、アメリカの各国から
6名の大学生・院生を選抜し、トリノオリンピックの取材記事をコカコーラが運営す
る“Torino Conversations”ブログで公開している。
学生記者は競技場やメダル授与式での取材、コカコーラプレスラウンジでのインタ
ビューなどを取材する他、文化的・社会的な視点も含めてオリンピックゲームについ
て様々な角度からの報道をするというもの。

オリンピック開催中、IOCは選手やコーチが最新ニュースや映像を流すことを禁止し
ているらしい。メディアが破格の金額を払って取材権利を購入しているわけだから、
IOCの主張はもっともだが、コカコーラが始めた学生記者の存在は、こういった制度
も壊すことにつながっていくのだろうか。
少なくとも、オリンピックのスポンサーであるコカコーラのイメージ戦略としては
優秀な各国の学生をターゲットとしていいであろうし
ブログを広報手段として使う試みとしても面白いと思う。
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# by yokopw | 2006-02-15 22:45 | PR  

誠実な情報提供

広報とは誰がためにあるのか

「僕が彼らに対して心がけたのは、最終結果だけではなくて、途中途中で、誠実にきちんと情報 を出すこと。それと、記者さんから意見をきちんと聞くことでした
 なぜ、情報をきちんと出すかというと、もちろん、自分たちが手掛けたことが記事になればいい なぁっていう願望ももちろんありますが、それ以上に、若い記者さんたちがいつか僕たち当事 者の意見を拾い上げて、きちんとした本や記事を後世に残してほしいと思ったからです」

佐賀県武雄市の市長選に立候補している樋渡さん(中央官庁からの転職?)のコメントです。

一方で、サイバーエージェントの藤田晋社長の本の中で、起業直後、殆ど実績も実態もない状態であったものの、広報(日経新聞)で大きく取り上げてもらうことに成功し、また、それがどれだけ効果があったかを記述している部分があります。彼の場合は、広報を上手く利用して器をがっと広げて、それに見合うように後追いで中身を埋めていくことに成功したパターンなんでしょうが、「誠実な情報提供」とは違います。
当然のことながら、提供する意図によって、情報が変わってくるわけですが、「誠実」ってなんなんだろう・・・とちょっと気になりました
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# by yokopw | 2006-02-14 23:35 | communication