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blog で言い訳?

今日発見したpresentationを中心とするブログの中で、
ライブのテレビトークについての記事があった。
PR専門家のTorie Clarkeという女性が、最近、情報操作の関係の本を出し
それについて、ざっくばらんなトーク番組に出演(笑っていいともみたいなもの)
が、本について、何もわからず、ひどいトークだったらしい。

クリックしてみた。彼女を見たのは初めて。話し方ははっきりしているけど嫌味もなく
好感が持てるが、トークの内容については、その本や彼女のバックグラウンド、
情報操作についての考え方など、確かに何も伝わってこなかった。

で、このブログが面白いのは、トークを見た後、彼は、
amazonの彼女の本のページをチェック。
実際、何人かはテレビでの彼女のトークについてreviewを書いていたらしい。
(これはamazonにより消されてしまうらしい)
さらに、ライブのテレビトークで失敗したことについて、
彼女が何か言い訳をしているのではないかと、彼女のブログをチェック。
残念ながらそのようなコメントはなかったようだが。

要するにだ。マスメディアを介しての言動・行動について、その人が実際にはどう
思っていたのか、その人がブログを開設していれば、後で見れるわけだ。
逆に言えば、その説明責任を期待されてしまうわけでもある。
みんながあれ??って思うことを説明していないと、
何で説明がないんだ??って反感を買ってしまうわけだ。
彼女のブログを覗いた人は
「今日ライブトークで失敗しちゃった。本当に言いたかったのは~」というのを期待
したのだろうし、媒体が介在せず、
自分の言葉で失敗を説明できるチャンスなんてかつてはなかった。
が、一方で、ライブのその場を過ぎれば終わるのでなく、
後々まで説明が期待されるようになるっていうのも、
これはこれで大変なことだよなあ。
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by yokopw | 2006-02-23 00:14 | communication  

ブログは将来の主要メディア?

ブログの将来性については、アメリカでも議論が活発。
2006/2/17のFinancial Timesにblogの将来性に否定的な見解を説明するなが~い記事が掲載された。
とっても長いので面白かった部分を若干かいつまむと、
* アメリカで主流のメディアへの脅威といわれているからblogが注目されるが、そ
  うでなければ単なるインターネット上の退屈なお遊びのようなもの
* 市民記者が寄稿するblogニュースは、新聞で言うところの「読者の声」「意見」
  欄の寄せ集め、捜査・調査報道もなければ、戦地の従軍記者による記事もない
* 今成功しているbloggerは既存のメディアの力で既に有名になった人だから
* 確かにイランのように既存メディアを政府がコントロールしているような国にお
  いてはblogが情報革命の意味を持つかもしれない
* 2002年末には15,000blogだったのが2005年には毎分56のblogが開設。
  殆どのblogが訪問者を集めていない。トップは1日に100万人くらいの訪問があるが、
  10位で120,000くらい、100位で9700、1000位で600。
  一方、New York Timesのウェブには1週間で170万人の訪問者。
  また、1日1万人くらいの訪問者があって広告収入で月$1000-$2000くらい。

おまけ
* 62%のアメリカ人がblogは何かをよく分かっていない
* アイディア自体は1996年に“webring”として始まっていたが、
  サンフランシスコのPyra Labsが”blogger.com”において無料で
  一般の人がサイトをオープンできるサービスを開始して以降、急速に発展
* Los Angeles Timesは社説に読者の意見をオンラインで受け付けるようにした
  が、わいせつな画像が送られてきて中止
* ヨーロッパの新聞は従来、“議論”をすることを中心に発展しているが、
  アメリカの新聞はむしろ事実報道を中心として19世紀に発展

なお、この記事については、FT雑誌がblogを開設し、読者の意見を募っており、予想
に違わず、多くの反対意見が寄せられている。意見を巻き起こすため、わざと否定的
な見解を提起したのかも。
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by yokopw | 2006-02-21 20:37 | PR  

イタリア人 vs 日本人 / 1人 vs 多数

日本・イタリアのカジュアルな交流会議の開催について、イタリアの方がやってきた。そもそもは、“交流会議をやりたい”と突然イタリア側が提案。これまで面識がなかったので第三者からのメールを介して、日時を設定して、こちらは当オフィスでお待ちしていた。

時間通り、ピンクのシャツに紫のネクタイ、ショーンコネリ風の男性がやってきた。しかも単身で! ちなみに、結構偉い人である。組織としてもかなりおっきいところの。さらに、今回の訪問の目的は、向こうが提案している「交流会議」についての事務的な打ち合わせであり、表敬訪問とかではない。

単身に加えて、なんと、手ぶら!!繰り返すが、このミーティングの目的は、イタリア側が提案している交流会議の事務的な打ち合わせ。こちらは、会議の段取り、スケジュール等等教えてもらうのを期待しているのである。

 名刺を交換し、着席。彼はまず、「学校みたいだねえ」と笑いながらコメント。長い簡易机がロの字に並べてある会議室だったのだが、イタリア側が一人、対面する形で日本人側がずらずらっと5-6人ならんでいた。 彼は説明を始めた。「イタリア側からはMr.○○が講演。彼はこの分野ではGod Fatherみたいなもので、~~God FatherといってもMafiaじゃなくってねえ」と冗談を交えながら。

 煙に巻かれたような日本側は、順次質問をするが、「まあ、初回だから」「目的は仲良くなることだから~」と分かったような分からないような回答を得て1時間後に会議は終了。

 彼はにこにこしながら、ミッション終了という笑みをうかべて帰っていった。後で分かったことだが、玄関まで送っていった日本側の女性に「今後、コンタクトを取りやすくするために」と携帯番号を聞き出していた。

なお、会議本番での数々のロジのトラブルについては、説明するまでもない。ただし、日本側にとってのトラブルであって、イタリア側にはちょっとしたhappeningといったところだろうか。

会議の際、日本側は関係部局が全員かき集められていたのだが、出席者が多いことによるデメリットが若干目に付いた。もちろん、メリットもある。まず関係部局から「聞いてないよ」発言を封じ込める意味は大きい。加えて、情報伝達についても内部での誤解は少ない。

ただ、役職を気にして、偉い人から発言をするのを待つ、あるいは、誰か他の人がしてくれるのではないかとキョロキョロしている間にタイミングを失うといったようなことから、相手と意見が分かれた点について、反論しきれなかったような場面もあった。

今回は大した内容の議論ではないが、重要な事項を決めるような時、出席者の顔ぶれを見てその場の雰囲気でそれぞれが自分の役割を判断して話す、あるいは話さないという日本のやり方はちょっとリスクが大きいのかもしれない。
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by yokopw | 2006-02-20 20:36 | communication  

アメリカ政府のメディア予算

GAO(米会計検査院)は、商務省、国防省、国土安全保障省、内務省等7省庁の政府
機関におけるメディア契約状況(2003年10月~2005年3月までのPR,advertising
activities関係経費の集計)を公表

合計で343メディアと約16億ドル(ってことはざっと1800億円くらい?)らしい。う
ち約14億ドル(87%)が広告代理店、約2億ドル(12%)がPR会社との契約。
7省庁のなかは国防省が最多の支出で11億ドルの支出となっている。
内容は多岐にわたっていて、世論調査からキャンペーン関係、放送枠の購入もあれば
メディアトレーニングみたいのもある。
Leo Burnett, Campbell-Ewald, GSD&M, J. Walter Thompson, Frankel & Company,
and Ketchum.
どこまでをメディア契約として定義するかによっても変わってくるし7省庁だけなの
で、政府全体をつかんでいるとは言いがたいが、メディアに焦点をあてた調査をGAO
がだすというのは、それだけ行政府とメディアの関係を議会でも関心を払っていう証
拠でもあり面白い。

PR watch
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by yokopw | 2006-02-16 20:23 | PR  

Torino Conversations

コカコーラはオーストリア、カナダ、中国、ドイツ、イタリア、アメリカの各国から
6名の大学生・院生を選抜し、トリノオリンピックの取材記事をコカコーラが運営す
る“Torino Conversations”ブログで公開している。
学生記者は競技場やメダル授与式での取材、コカコーラプレスラウンジでのインタ
ビューなどを取材する他、文化的・社会的な視点も含めてオリンピックゲームについ
て様々な角度からの報道をするというもの。

オリンピック開催中、IOCは選手やコーチが最新ニュースや映像を流すことを禁止し
ているらしい。メディアが破格の金額を払って取材権利を購入しているわけだから、
IOCの主張はもっともだが、コカコーラが始めた学生記者の存在は、こういった制度
も壊すことにつながっていくのだろうか。
少なくとも、オリンピックのスポンサーであるコカコーラのイメージ戦略としては
優秀な各国の学生をターゲットとしていいであろうし
ブログを広報手段として使う試みとしても面白いと思う。
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by yokopw | 2006-02-15 22:45 | PR  

誠実な情報提供

広報とは誰がためにあるのか

「僕が彼らに対して心がけたのは、最終結果だけではなくて、途中途中で、誠実にきちんと情報 を出すこと。それと、記者さんから意見をきちんと聞くことでした
 なぜ、情報をきちんと出すかというと、もちろん、自分たちが手掛けたことが記事になればいい なぁっていう願望ももちろんありますが、それ以上に、若い記者さんたちがいつか僕たち当事 者の意見を拾い上げて、きちんとした本や記事を後世に残してほしいと思ったからです」

佐賀県武雄市の市長選に立候補している樋渡さん(中央官庁からの転職?)のコメントです。

一方で、サイバーエージェントの藤田晋社長の本の中で、起業直後、殆ど実績も実態もない状態であったものの、広報(日経新聞)で大きく取り上げてもらうことに成功し、また、それがどれだけ効果があったかを記述している部分があります。彼の場合は、広報を上手く利用して器をがっと広げて、それに見合うように後追いで中身を埋めていくことに成功したパターンなんでしょうが、「誠実な情報提供」とは違います。
当然のことながら、提供する意図によって、情報が変わってくるわけですが、「誠実」ってなんなんだろう・・・とちょっと気になりました
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by yokopw | 2006-02-14 23:35 | communication  

存在のコミュニケーション力

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「博士の記憶は80分」っていう創造的な設定の中で、博士と家政婦とその息子のお互いを尊重し大切にしていく関係が構築される過程を描く。文章がとても美しい。

この本のポイントは、ルートとよばれる息子。博士と家政婦だけの時には、記憶が限られていて扱いがちょっと難しいおじいさんとその家政婦というだけで、それ以上のことはないのだが、そこに「11才の息子」という存在を介在させたことにより、急に博士の態度が変わり、息子を通じて彼が見えてくるようになる。ルートはその存在だけで、博士とのコミュニケーションの壁を打ち破り、家政婦との三角関係を築くきっかけとなる。

「子供」って不思議な存在である。
私は犬が大好きだが、場合によっては、ペットもルートのように、ただそこに存在するだけで、2人の大人の壁をあっさりと打ち壊すっていう存在になりえたりする。
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子供やペットがもっているのに大人が持ち合わせていないこのコミュニケーションパワーっていうのは何なんだろう。
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by yokopw | 2006-02-14 23:10 | communication  

Jodie Foster



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In this modern retelling of a classic urban legend, a mother finds herself at odds with a unremitting flight crew and her own sanity when her daughter vanishes in the middle of a flight, with only a few clues left behind. She must now challenge the boundaries of her will and her mind in her desperate search.

一般公開前のプレミア試写会のチケットをもらい六本木ヒルズに見に行った。
印象的だった。映画にではない。Jodie Foster本人を見てである。
10分程度のインタビューだったが、彼女の知性は十分感じられたし、女優としてのプロ意識のようなものも伝わってきた。戸田奈津子さんが通訳にはいっていたが、Jodieの2-3言に対して、ひじょーに流暢に前後の文脈を含めて20-30言くらいにして通訳しているのに驚いた。
そういえば、田中角栄の通訳をしていた大学の先生が、講演の最初に「うー、あー」だかなんかどうでもいいことを言ったのを"Ladies and Gentlemen"って訳をしたとか何とか言っていたっけ。
加えて、そこにはホリエモン、他何人かの芸能人が呼ばれていた。
その時はまさか、その3-4日後、彼が逮捕されるとは思いもしなかったが・・・
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by yokopw | 2006-02-14 22:48 | 映画  

Munich/ ミュンヘン

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★★★★

During the 1972 Olympic Games in Munich, eleven Israeli athletes are taken hostage and murdered by a Palestinian terrorist group known as Black September. In retaliation, the Israeli government recruits a group of Mossad agents to track down and execute those responsible for the attack.

スピルバーグ監督最新作、ミュンヘンを公開初日に見に行った。
ミュンヘンオリンピックでイスラエル選手団が殺されるという事実は知っていたが、その後、イスラエル秘密警察のモサドが復讐のため暗殺犯を個々に殺していくということは知らなかった。
ストーリーはシンプル。事実を基に、淡々と進んでいく感じだが、映像はかなり残酷。

ユダヤ人であり、シンドラーのリストなどを製作しているスピルバーグだからこそ作れた映画だと思う。イスラエルではこの映画について、パレスチナ寄りとの批判も多いらしい。イスラエル政府はきっとモサドが暗殺犯を秘密裏に始末していたということもあまりオープンにしていないのであろう。

巨匠監督が映画を通じて発する「復讐からは何も生まれない」という強いメッセージが世界に与える影響は大きいだろう。そうあってほしい。
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by yokopw | 2006-02-12 21:31 | 映画  

Sue/update 1

Heard the news that Sue (mentioned before) is in very good spirits, is feeling upbeat and looking to beat this thing! Yesterday she had her first chemo which she shall receive on a weekly basis while she continues to work as much as she can.
Can easily imagine that Sue is saying "I will beat this thing!!" with a big smile. Such a brave woman she is! I really respect her attitude and wish her recovery!
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by yokopw | 2006-02-12 18:56 | communication