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ヒラリークリントンが圧勝

6年前に民主党の落下傘候補としてニューヨークに降り立ったヒラリークリントンは、67%の支持を得て上院議員に再選。
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もともと共和党候補を寄せ付けず楽な選挙戦だったが、財務報告によると、10月のキャンペーン期間中、共和党の候補も含めて、候補者の中で支出が$29.5百万と最多だったらしい。
これが意味していることは、1998年でのブッシュがそうだったように、圧勝で再選されることで、2008年への大統領候補へのはずみをつけるということのようだ。
もちろん、本人は大統領選についてのコメントは今のところ一切していないが、サポーターは既に“Mrs President”と呼び出しているとか。
2000年の選挙のときに、ヒラリー陣営で選挙戦を手伝っていた友人は、ヒラリーについて、頭が切れ、でも、非常に気さくでカリスマがあると絶賛していた。

ところで、財務報告によると、クリントン議員のキャンペーン支出のうち、$1.58百万はMedia Strategies and Research of Denverという民主党お抱えのPR会社への支払い。加えて$60万は、クリントン大統領のアドバイザーであったMandy Grunwaldが運営しているGrunwald Communicationsへの支払いとなっている。
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by yokopw | 2006-11-08 21:18 | leadership  

Barack Obama (バラク オバマ議員)

6年くらい前にアメリカのテレビで演説をしているところをちょっと見ただけであるが、強烈にインパクトがあったのがBarack Obama。 
当時、まだ30代後半で、イリノイ州の議員で下院に民主党候補として立候補をしていたときだと思う。
背がすらっと高いアフリカンアメリカンで、何を言っていたか覚えていないが、観客をぐっと引きこむ話し方で、頭の良さを感じた。
その時は、プライマリーで敗れてしまったが、単なる州の1議員としては終わらないというオーラを感じた。
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が、2000年の立候補から4年後の2004年には、上院議員に立候補し、圧勝。
さらに、当選して以降、ジョン・ケリーを大統領候補として選出した民主党大会で基調講演をするなど、大舞台にどんどんと出るようになり、2005年のタイムでは最も影響力のある人物100名に選ばれる。

アメリカ上院で唯一のアフリカンアメリカンで、父親がケニヤ人で母親がアメリカ人。
1961年生まれなのでまだ45歳、ハーバードロースクール卒業(ちなみに首席)。
弁護士活動後、96年からイリノイ州の議員。

その彼が、今、次期大統領候補として名前が挙がっているという。上院議員になって2年で大統領候補として名前が挙がってくるというのは、もの凄い早さ。しかも、初の黒人大統領候補で、2年後の選挙であれば50歳以下の若さ。

ちょっと大都会から離れると、まだまだ人種問題を肌で感じるアメリカ。
黒人大統領の存在は、いろいろな意味でアメリカにとって大きな方向転換に繋がっていくような気がする。
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by yokopw | 2006-10-30 21:12 | leadership  

W杯の中田選手

Excite エキサイト : スポーツニュース
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ブラジル戦の後、グラウンドで一人呆然とする中田選手の映像が印象的だった。理由を聞かれ、「疲れていたから」と応えるのも彼らしい。

彼は最後まで一人だった。もしかしたら、彼の性格に由来する部分もあるのかもしれない。だが、それよりなにより、彼が唯一、一貫して世界を相手に戦ってきた「プロ」であり、周りがついていかれなかったっていうことであろう。

ジーコ監督がインタビューで日本の課題を聞かれ、プロフェッショナリズムと応えている。これで稼いでいるんだから、代表に選ばれた瞬間だけがんばるんじゃなくって、日ごろからクラブの中で常に使われるように最善をつくすべしと。プロ選手に対する最大の皮肉ではないだろうか?
世界各紙でも、ブラジルと技術的に対等なのは中田くらいで、特にフォワードがボロボロとの論調。

中田は一人、グラウンドで何を思っていたんだろう。結局、今回の試合に出場した選手で、一番苦悩していたのは中田のような気がする。今後、それでも彼が日本をあきらめず、執着し続けることを期待するのは、酷だろうか。
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by yokopw | 2006-06-24 01:03 | leadership  

WBC と イチロー

準決勝の韓国戦、決勝のキューバ戦は、普段野球をみない私でも1球1球にはらはらし、また、感動した。
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試合を通じて、特に関心をもったのがアメリカの審判とイチロー選手。
ここぞというチャンスで確実にヒットを打てるという安定感は、さすがとしか言いようがない。
が、その技術力に加えて、これまで、自分の道は自分で開くといったような孤高でクールなイメージを前面に出していたイチロー選手が、今回のWBSでは、「チーム一丸となって」と、日本チームを盛り上げて引っ張る言動が多かった。「3回同じ相手に負けることは許されない」といったのも、自分を鼓舞するというより、チームに対するメッセージに聞こえた。

実際に、韓国戦の時には、初回から積極的に塁にでて、盗塁を仕掛けて相手方にプレッシャーをかけ、チームにも意気込みを見せていた。

イチローは、何故、今回、これ程チームにこだわったか?
彼はアメリカでYoko Onoと並んで最も有名な日本人であり、メジャーリーガーとして様々な記録を打ち立てている。マリナーズでもなくてはならない存在。それでも、彼が中心となって、マリナーズをチームとして、盛り上げ、まとめ上げるとことの限界を感じているのではないか。
ベンチの中で落ち込んでいる選手にちょっと声をかける、冗談を言う、こういった些細なことをするのでも言語の壁や、価値観の違い等、結構難しいだろう。マリナーズの中で、一人着実に自分の記録はうちたてているものの、それがなかなかチームとしての「勝ち」に繋がってこない。一人の技術力だけではチームとして勝てない、そんなこれまでの限界を、今回の日本代表チームの中では乗り越えられたのではないか。

イチローは、「このチームで大リーグを戦いたい」ともコメントしていた。今回の試合を通じて、自分の居場所みたいなものを感じたのであろう。

ヤクルトの古田選手が記者のインタビューに「優勝したんですねえ~~。ちょっとうらやましい」と応えていた。本当に喜んでいる感が伝わる発言だった。
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by yokopw | 2006-03-21 20:47 | leadership