「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:communication( 26 )

 

Intelligence

★ Third Party Rule
  他者が任意に提供してくれたインテリジェンスをその者の許可なしに第三者に流してはいけない
★ Stove Pipes
  生産過程で横の連絡なく、Humint, Sigint, Imintがそれぞれ完全に閉じた環境で収集、 加工、統合、分析、評価、解釈される。
★ Intelligence Community
縦の調整は問題がおこらないが、横の調整はICの長が行うことで、収集の相乗効果が期待できるが、実際にはStove Pipesの問題や最小公分母(Lowest Common Denominator)の問題があり、なかなかうまくまとまらない。
★ SecretとMystery
 Secretは確かに存在するが、現在はアクセスできないもので、Mysteryは存在自体が不確かなもの(スパイで探らせようとしてもでてこない可能性。e.g.ソ連が朝鮮半島に侵攻したら米は派兵するか⇒ 米はソ連の侵攻を想定していなかった) 
★ predictive Profiling
 守るべき環境を決め、インフォーメーションを収集・分析。仮説(Aggressor's Methods of Operation)作成、AMOのサイン(Suspicion Indicators)を予測。
★ Heuristic
 発見的。一挙に最終判断へと飛ぶ。「とりあえずの結論」が仮説となって崩れなくなる。ベテランの分析官が陥りやすい。⇔algorism
★ Analysis of Competing Hypotheses(競合仮説分析)
 気に入った仮説に対し、常に違った仮説をさがす
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by yokopw | 2009-01-27 10:43 | communication  

南オセチア紛争

一時は冷戦の再来か?!と注目を集め、アメリカ大統領選挙にも大きく影響しかけた南オセチア紛争も、経済危機の前にすっかり注目度が落ちてしまった気がする。

8月7日にロシア軍が南オセチアに侵攻し、グルジア人村に砲撃したのに対し、グルジアが反撃し紛争になったというのが、少なくとも私の理解だったのだが、それはどうもグルジア側の説明であり、最近になって、OSCEの現地視察団の情報として、グルジア軍が7日深夜に南オセチアの首都ツヒンバリに攻撃を仕掛けたという話がでてきた(11月7日にNYTimes)。
要するに、ロシア軍が一方的に攻撃を仕掛けたというわけではないのかもしれないということ。

この話で思い出すのが、ボスニア紛争。ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国側がいち早くアメリカのPR会社を雇い、「セルビアが悪いやつ」「ミロシェビッチはヒトラー的存在」「モスリム人の民族浄化を図っている」といったようなイメージを作り上げ、国際世論を味方につけたという話。高木徹著『戦争広告代理店』に詳しい。

情報がさまざまな情報源から大量に出回っているように見えても、未だに情報の偏向は妨げられないものなのだなぁと改めて実感。大量に出回っているからこそなのかもしれないが。
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by yokopw | 2008-11-29 10:20 | communication  

職場の大部屋主義を考える

アメリカ政府の役人で、オフィスデザインを行っている人の話を聞いた。
まず、政府の役人に、プロフェッショナルにオフィスデザインを考えている人がいることに感心。

当然、職場は日本のように大部屋に机がボンボンボンと並べられていて見通しがいいというようなものではなく、セパレーツで個々に仕切られているタイプ。

が、それを基にしながらも、ちょっとした話し合いができるようにとセパレーツやキャビネットにはキャスターがついていて、自由に動かすことができ、すぐに2-3人集まれるようなスペースができるように設計。この際、人とよく話すマネージャーと、パソコンに向かっていることの多いアナリストなど職種によってオフィスの活用の仕方が違うことを調査の上、設計を変えたりもしている。

会議室についても、何時ころ、何人規模のどういった会議が開催されるのか、需要を調査した上で設計されており、当然、予約もイントラネット上で管理。

職場環境は優秀な人材を集めるための重要な要素であるとも。

大部屋主義の最大のメリットは、上司(or部下or同僚)が電話で話していたりするのが聞けて、何が起きているかがわかるということ。逆に、「耳ダンボになって周りの話を聞くように!」と新人のころ教育さえされたし、実際、上司も「聞こえていたと思うけど~」と仕事を発注してくることも多かった。
が、電話でなくメールが中心になってきたりすると、そもそも「聞こえていると思うけど~」を期待しての情報共有のあり方は、「以心伝心」に相通ずるところもあって、多種多様な人が多様なスタイルで働く職場にはまったく通用しない。
偉い人は、何の情報をどうやって共有するか、ツールを使って考え直さなければいけないのだろう。

ついでに、大部屋で働いた長い経験からは、集中力とか効率性、居住性のよさからは、圧倒的に、セパレーツで仕切られている環境の方がいいと思う。
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by yokopw | 2008-11-27 12:39 | communication  

チベットに関するYouTubeを中国遮断

ニューヨーク・タイムズ"China Blocks YouTube After Videos of Tibet Protests Are Posted"(3/17/08)によると、3月16日、中国のインターネット利用者は、チベットの抗議行動の様子を映した多数の映像が映像投稿サイトYouTubeに掲載された後に、同サイトの利用を遮断されたと報じた。

3月14日にラサで発生した中国の統治に対する抗議行動に関して、中国国民のアクセスを規制しようとする中国共産党政権の取組の一環である。ラサでのデモを伝える海外のニュースやチベット関連の抗議活動の写真や映像が投稿された後、遮断された模様。56.com、youka.com、tudou.comのような中国の映像サイトには、抗議行動の映像は、掲載されていない。

中国政府は、YouTubeへの接続遮断についてコメントしていない。インターネット利用者が同サイトに接続しようとしても、白い画面が表示されるのみである
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by yokopw | 2008-03-22 23:23 | communication  

Google Earthの早期虐殺警告プロジェクト

Googleがスーダン西部のダルフールで起きた虐殺をオンライン地図上で示すサービスに着手
この地域では2003年以降20万人以上が殺害されたといわれているが、スーダン政府は虐殺の事実を認めていない。
Holocaust Museumが提供する情報に基づき、GoogleEarthが高解像度画像で1600以上の破壊された村々やジャンジャウィードと呼ばれる民兵等に破壊された家や学校、病院、モスクなども見ることができるようになるらしい。

これは、Holocaust Museumが始めた“Genocide Prevention Mapping Initiative”の最初の取り組みで、このような情報提供を行うことで、各国政府等が早い段階から虐殺を食い止める行動にでることを期待するものだという。

世界中をカバーし、立体的に映し出すGoogleEarthならではのメリットをいかしているプロジェクトではないだろうか。加えて、虐殺が発生し、国際社会がPKOを派遣するまでに、各国ともなかなかなぜ、聞いたこともないような地に軍隊を派遣しなければいけないのか、世論を説得できず時間がかかって虐殺を悪化させてしまっている。直接世論に訴えかける方法として、非常に面白いアイディアだと思う。
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by yokopw | 2007-04-11 23:07 | communication  

PR会社の時代

矢島尚プラップジャパン社長の「PR会社の時代」。
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読み出せば2-3時間で読めてしまうような簡単な内容。読みやすいとうか、読み応えはあまりないというか。
会社の宣伝的要素も多分にあり、期待していたよりは事例等の紹介が少なかったが興味をもった事例では、

1) 日本の会社は商品名より会社名を売りたがるが、  欧米のマーケティングはより商品名に重きをおく。
例)キットカットはネスレの商品とはあまり周知されていない。
 ところで、キットカットは「きっと勝つ」受験グッズとして人気がでているようだが、
 これを根付かせるための戦略として、受験生がホテルにチェックインしたときにホテルの人からキットカットを渡してもらうというサービスを展開したらしい。確かに、自分が明日に受験を控えた受験生だったら結構うれしいサービスである。

2) なんと、中国が2008年北京オリンピック誘致において、PR会社を活用していたということ。2000年オリンピックの開催場所が決定したのは1993年だが、その頃、西欧では天安門事件の影響で中国はオリンピックを開催するに相応しくないとの意見が体勢を占めていた。
そこで、中国の北京オリンピック招致委員会は北京オリンピックを実現するために、1993年当時、アメリカメディアにおいて中国のネガティブキャンペーンを展開してシドニーへのオリンピック誘致を成功させたアメリカのPR会社と契約をしたという。
さすが中国。情報戦略には敏感!アメリカのPR会社を使うとは!
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by yokopw | 2006-12-14 20:30 | communication  

松坂選手のエージェント

Excite エキサイト : スポーツニュース

松坂選手のエージェントとして、今、話題のスコット・ボラス氏(Scott Boras)。
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彼が野球選手から法律家になったという話を聞いて、ちょっと興味を持った。Wikiによると、シカゴカブスのマイナーに所属していたようだが、膝の故障で引退。その後がちょっとびっくり。カブスが授業料を支払って、彼はロースクールを卒業。医薬品関係の博士ももっており、医療訴訟を担当。

彼の元チームメートがメジャーに移籍するときにエージェントとして交渉したのがきっかけで、野球選手のエージェントとして名を馳せている模様。彼の契約金をつり上げる強気の交渉は実際、議論になっているようで、野球ファンの反感をかっているとか、彼がエージェントというだけで交渉を避けるチームもあるとか。

こう考えると、今回、彼がエージェントだからということで、レッドソックス側も低めの提示から始めているのかもしれない。とすれば、レッドソックスは普通より低い金額提示をし、彼は普通より高い金額提示をし、差は大きく見えるが、落ち着く妥協点は結局その中間点で、誰がエージェントになってもあまり変わらない常識的な範囲内っていう感じになるのか? 
そういえば、レッドソックス側としては、今回、交渉が設立しなくても交渉権がヤンキーズ等他のチームにとられてしまうことを阻止するだけでも大きな意味があったという報道もあった。

一般的な交渉での弁護士とか代理人の役割も同じだが、エージェントは冷静・客観的に判断できる等等メリットもあるが、当事者は折れるつもりになっても、エージェントが焚きつけ、問題を複雑化するというデメリットもある。今回は、一部報道を聞いているだけだが、選手本人の意向より、金額のつり上げの方が先行しているような印象を受けてしまう。

いずれにせよ、トムクルーズ演じる「エージェント」からは、だいぶ、イメージダウン。
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by yokopw | 2006-12-13 19:53 | communication  

クアエロ (Quaero) : フランス国策の検索エンジン開発

グーグルやヤフーに対抗するため、マルチメディア検索エンジンの開発がフランスとドイツ両政府主導の下、研究機関、大企業なども参画して官民で進められている。2005年4月から構想され、2006年1月に正式にスタート。フランスのトムソン社や国立科学研究センターが中心。ドイツというより、フランス主導のようで、シラク大統領は今年の年頭演説でクアエロを戦略的な国家プロジェクトと位置づけると強調したらしい。
官民あわせて€90 million(約130億円)くらいの規模(いろいろな数字がでているが)。
詳細については不明。クアエロについてはトムソン社がかつて開設していたウェブページを1月下旬に閉鎖し、幹部にインタビュー等に応答しないようにと報道管制を敷いている。
今年の秋には利用できるらしい

ただ、専門家の間には、今さら100億円程度の予算で、グーグルに対抗できるほどの検索エンジンが開発できるのか疑問であり、国費の無駄に終わるのではないかと懐疑的な声も強い模様。

フランスは、たまに政府が主導で、結構nationalisticに技術開発を進める動きをする。
例えば、ファックスの機械。日本のメーカーが世界の9割以上を占めているが、唯一これに対抗しているのが、フランスのメーカーで、フランス政府はこのメーカーへの保護措置をとっていたと思う。

利用者としては、オプションが増えるというのはいいことではあるが。
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by yokopw | 2006-05-29 22:58 | communication  

ブログと性別

「日本型ブログ文化ルーツは平安朝?」(5/22読売朝刊)で、社会的なメッセージが多い米国のブログに対し、日記風のブログが多いという日米の相違は、日本型ブログ文化のルーツとして平安朝の女流日記にあるのではないかという視点が紹介されていた。平安朝の「かな文字」の出現により、それまで男性中心の文学に女性が参加するきっかけとなり、蜻蛉日記、更級日記などが生まれているのと対比させているのである。

というのも、ある調査では、日記、写真、音楽、小説など、すべての分野において、男性より女性の参加比率が高かったというのである。女性達が、「かな文字」ならぬ、「ブログ」という道具を手に入れ、自由に発言するようになったっていうことか。すべての分野で女性の方が多かったというのは、へえって感じ。普段、私がアクセスしているブログって男性の方が圧倒的に多かった気がする・・・

が、いずれにせよ、ブログと性別って、何か重要なファクターなんだろうか。新聞記事を読んでいるときに、記者が男性か女性かっていうのは、「家事の分担」みたいな記事は別として、あんまり気にならないと思うのだが…

ブロガーの性別を見分けるという技術も出てきているらしい。
ブログをマーケティングの対象として、評判抽出をしたりする場合に、その属性を調査するために活用するようだ。

属性がわからない、属性による差がないことを利点としてブログが活用されている一方、それが技術的に判別できるようになるっていうのが、なんとも不思議な感じ。
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by yokopw | 2006-05-24 00:56 | communication  

日本人の信頼感、どうしてこんなに???!

たまたま見た「日本・韓国・フィンランド学生比較調査」(東京大学社会情報研究所・橋元良明研究室調査)

1 「ほとんどの人は他人を信頼している」 
(そう思う + ややそう思う)フィンランド 73.6%、 韓国 48.2%、 日本 29.2%

2 「私は人を信頼する方である」
                  フィンランド 74.6%、 韓国72.4%、 日本 59.0%

3 「この社会では、気をつけないと誰かに利用される」
                  フィンランド 25.4% 韓国 79.0% 日本 79.7%

4 「ほとんどの人は基本的に善良で親切」
                  フィンランド 82.6%、 韓国 74.7% 日本 37.8%

結構びっくり。調査は2002-3年、各国500人弱の大学生を対象に意識調査対象もそれ程多くないので、どう抽出したかによって結果が大きく変わりそうな気もするが、とはいえ、そんなに日本国内はお互いに信頼できなくなっているんだろうか。
これって、学校で名簿が作れなくなったというような個人情報保護への「過剰反応」などの社会現象とも無縁ではないのかなあ
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by yokopw | 2006-05-23 23:49 | communication