職場の大部屋主義を考える

アメリカ政府の役人で、オフィスデザインを行っている人の話を聞いた。
まず、政府の役人に、プロフェッショナルにオフィスデザインを考えている人がいることに感心。

当然、職場は日本のように大部屋に机がボンボンボンと並べられていて見通しがいいというようなものではなく、セパレーツで個々に仕切られているタイプ。

が、それを基にしながらも、ちょっとした話し合いができるようにとセパレーツやキャビネットにはキャスターがついていて、自由に動かすことができ、すぐに2-3人集まれるようなスペースができるように設計。この際、人とよく話すマネージャーと、パソコンに向かっていることの多いアナリストなど職種によってオフィスの活用の仕方が違うことを調査の上、設計を変えたりもしている。

会議室についても、何時ころ、何人規模のどういった会議が開催されるのか、需要を調査した上で設計されており、当然、予約もイントラネット上で管理。

職場環境は優秀な人材を集めるための重要な要素であるとも。

大部屋主義の最大のメリットは、上司(or部下or同僚)が電話で話していたりするのが聞けて、何が起きているかがわかるということ。逆に、「耳ダンボになって周りの話を聞くように!」と新人のころ教育さえされたし、実際、上司も「聞こえていたと思うけど~」と仕事を発注してくることも多かった。
が、電話でなくメールが中心になってきたりすると、そもそも「聞こえていると思うけど~」を期待しての情報共有のあり方は、「以心伝心」に相通ずるところもあって、多種多様な人が多様なスタイルで働く職場にはまったく通用しない。
偉い人は、何の情報をどうやって共有するか、ツールを使って考え直さなければいけないのだろう。

ついでに、大部屋で働いた長い経験からは、集中力とか効率性、居住性のよさからは、圧倒的に、セパレーツで仕切られている環境の方がいいと思う。
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by yokopw | 2008-11-27 12:39 | communication  

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