母べぇ

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戦時中、文学者である父(野上滋)が治安維持法違反で逮捕され獄死。それでも、母と娘たちは父を信じて生き抜くというストーリー。家族を助けていた父の教え子・山崎も兵隊にとられ、戦死するなど、家族を通して戦争の悲劇を訴えている。

治安維持法のような国家監視下で、自分がどこまで強く自分の思想や信念を守りぬけるのかというの問題は、本当に難しい。実際、野上滋のように戦争に反対して投獄され、拷問されても考えを貫いた方々はすごいと思う。
その上で、ただし、この場合、野上滋は、何か運動をしていたわけでもなく、彼が情報をもらしたことにより他の人が捕まるとか、傷つくとかいうことはなく、純粋に彼自身の納得がいかなくなるという設定。父が逮捕されたことにより、家族がつらい思いをしたり、母べえが家計を支えるので無理をして倒れたりという状況に陥っているのを考えると、野上が獄中で本を読み漁っているというのは、何とも歯がゆい思いがした。

いずれにせよ、大変な時代だった。。。
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by yokopw | 2008-09-26 18:43 | 映画  

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