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アメリカの電子政府

アメリカの電子政府ポータルサイトは、各省庁の情報が一括されていて、各国政府のポータルとしてはかなり評価が高い。
クリントン政権時代に立ち上げられたものだが、当初は知名度も低く、情報も縦割りでいまいちだった模様。
ブッシュ政権になってから、省庁横断的な情報の掲載の仕方やユーザーフレンドリーなサイトなどインターフェースやシステム自体の改善に加え、マーケティングにも力を入れていたらしい。

行政管理予算局(OMB)は、2004年9月、電子政府のマーケティング策定をEdelman Publlic Relations社に依頼し、これまで省庁が個別に行っていたマーケティングを一括体系的に実施したとのこと。具体的にはマーケティング対象とする手続を絞り込み、テレビ・ラジオなどのメディアに加え、電子メール送付、サーチエンジン上位表示、、ユーザーとの相互コミュニケーションなど。

他にも政府の求人情報のポータルサイトUSAJOBS.govは、大手インターネット求人サイトを運営している民間会社に協力を得てアクセス件数を増やしたらしい。

話は変わるが、今日のBBCニュースで、イギリスではMI6(Military Intelligence
Section 6)といわれるスパイ組織(ジェームズボンドの作者は元MI6の諜報員)の求人広告を初めて出したとの報道があった。これまで、オックスフォードなどのエリート校で一本釣りしていたらしい。

政府の情報戦略も急激に変わってきているようだ。

by yokopw | 2006-05-16 23:07 | PR  

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