Sideway

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対照的な二人の男性が気儘な1週間のカリフォルニアワイナリー&女性めぐりを経て、自分自身を見つめなおすという、精神的な動きを追った映画。

マイルスは、うれない作家で離婚からの後遺症から立ち直れていない。ジャックは、これまたあまり成功していないTV俳優で、結婚を1週間後に控え、独身最後の旅に二人で出かけることに。何事にも消極的、現実逃避的、特に女性にナイーブになっているマイルスと、無鉄砲で楽観的なジャック。

若くはない二人が羽目をはずすためにふらっとでかけた1週間の旅行を経て、ジャックは元の奥さんへの感情的な固執から離れるきっかけをつかみ、結婚に揺れていたジャックも、婚約破棄が現実に迫る事件を経て、婚約者を失いたくないと自覚。


f0064307_22544061.jpg"The Hours"もそうだったが、微妙な心理描写を中心に展開するストーリを映画化した場合、映画ではうまく表現できず本の方が圧倒的によかった!ということになりがだが、"Sideway"は映画でもかなりよく表現されていたし、笑えるびっくりシーンも織り込まれていて、メリハリがきいている。心理描写映画でありながら、あんまり結末が渾然としていず、かなりシンプルにできているところは、やはりアメリカ映画ってところか。

計画性のないドライブ旅行、道路風景といい、モーテルやバーの様子など、とってもアメリカっぽい。「ワインは生きている」というワインの奥の深さも垣間見れる。観ながら、ワインを空けたくなった。
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by yokopw | 2006-05-05 22:49 | 映画  

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